アトピー性皮膚炎療養日記

川井筋系帯療法に出会って

2001年07月の日記

■2001/07/02 (月)プールの季節

今日はプール開き。幼稚園・小学校とも、水に戯れる子ども達の歓声が聞こえてきます。(近所だから本当に聞こえてくる)息子は今朝起こさなくても起きてきました。
6時半過ぎにプールの用意を入れた「やんちゃるもんちゃ」のビーチバッグとともに「おはよーー」。普段もこんな感じで起きれくれたら良いのですが(笑)。消毒に使われる塩素には結構神経を使います。
1年のとき娘は嬉しさのあまり、一生懸命プールに入ってアトピー様のかぶれが出ました。なかなか治らず、痒い夏を過ごしたものです。これに懲りて2年のときは授業でプールに入ったのは2回ほどだったと記憶しています。夏休みのプールには行きませんでした。
そうしたところ、肌荒れはありませんでした。
娘も生後間もなくから肌荒れ〜アトピーと言われ、3歳ぐらいまでは折々に痒くなっていたものです。保育園に入る頃には自然と治ったようですが疲労がたまったり、センセと喧嘩などしてくるというと肌が荒れるようです。

幼稚園のプールも同様に塩素で消毒されていますが、プールに入る時間が短いのが幸いなようです。30分も入っていません。

塩素使用が大腸菌駆除に効果があるか、近頃では疑問視されているようです。娘のクラスの食事制限をしているアトピー児キダさんは学校のプールには一切入らないようです。肌荒れの傾向がある子どもは、むやみにプールの授業に参加しないのが賢い判断かもしれません。

 

■2001/07/04 (水)ひじとひざの裏

数日辛かった肘ですが、なんだか一皮向けた感じです。痒みはほとんどないそうです。
白いかさぶたのカスのような点々が残っています。赤い盛りあがりは随分とれました。
筋系帯の効果がわかるのは、患部がしろいかさぶたになって取れるところにあるようです。
肘の様子がよさそうになってきて、今度はひざの裏が白いかさぶたになってきました。痒いそうです。息子には「白いカサカサになってきた」と告げると、たいそう喜びます。治ってきた証拠と理解できるようです。

シーツに落ちるかさぶたも減ってきました。一晩で掻き壊した傷から出た血が寝具を汚していたのも随分少なくなりました。今は梅雨にあるまじき暑い夜のせいで、寝苦しく、汗をかいて
キモチワルイと苦情をいいます。

 

■2001/07/06 (金)お泊まり保育

あいにくの雨ですが、今日は午後からお泊り保育です。
このごろ幼稚園ではわりと一般的になってきた行事のひとつです。今夜一晩、親元を離れて「幼稚園に」泊まります。

息子のアトピー治療を急いだひとつの理由はこの行事への参加がありました。夜通し何度も目覚めて苦痛を訴えるのですから宿泊は無理かと、思い悩んでいたのです。それと、小学校に進むまでには夜ぐっすり眠れるようにしてやりたい、そのように考えていたからです。

第1の目的は達成されました。

おねえちゃんが参加したときが昨日のようです。保育室で仕度をするおねえちゃんと「一緒に」行事に参加できると思ったのか、「帰らない!!!!」と泣いていた息子でした(笑)。

今朝、息子は7時前にすかーーーっと起きてきました。お布団、パジャマなどに名札を縫い付けるのを隣に座って大きい目をさらにくりくりして、今にも踊り出しそうな様子で見ています。講談社の週刊誌「モーニング」連載していた「ぶっせん」に出てくる正助くんにそっくりなうちの息子……

すべての準備は完了しました。あとは雨が止んでくれたら、伊丹のウォーターランドに行けます。午後の2時間ほど、何とかならないかしら。

七夕の短冊にてるてる坊主を書いた息子の願いが届きますように。

安心して送り出せる幸せにひたりつつ。

 

■2001/07/08 (日)ハミガキ・ハミガキ

お泊まり保育でこんなことがあったそうな。
食事の後にセンセイがハミガキしましょうとチューブを出したときに、息子は丁重に断ったらしい。歯磨き粉をつけずにブラッシングだけしたそうだ。で、どうして?と聞いたら
「ハミガキは合成洗剤だからやめたんだよ」

 

■2001/07/15 (日)施術35・36回

日記なのに週にいちどしか書いていない。
ひとえに夏の暑さのせいです?7/14、近畿地方も梅雨明けとなった模様で軒並みの猛暑にうんざりしています。
新大阪界隈は、ビルが立ち並ぶところで暑さもひとしおです。午後2時からの通院も、今週1回だけ。後は夏休み突入で午前のうちに済ますつもりです。体の様子は、いまのところ劇的な変化はなく、汗かきがキモチワルイ状態の方が目立ってきました。関節のあたり汗のたまりやすいところが「痒い」です。これは、大人の私も同様で辛いところです。

 

■2001/07/16 (月)心苦しい

ひどいアトピーで困っている3歳のお子さんがいると、生協の知り合いにきいて筋系帯を紹介したが、そのお子さんは通院には至っていない。お母さんがすっかりふさぎこんでしまっているらしい。引きこもり気味だと、知り合いも心配していた。
アトピー性皮膚炎に限ったことかもしれないが、原因不明のアレルギー病の面倒なところだと思う。本人と家族はいろいろ手を尽くして症状に対応して「がんばって」いるのだ。子どもの状態が思わしくないのは「母親の努力が足りないのでは」などと追い詰められる、のだ。
誰に?
だれにだろう?
自分の子が良くなったからと、無邪気に治療法を紹介する、私みたいな者に?

 

■2001/07/17 (火)プールのおばちゃん

幼稚園のプール遊びは子どもたちにとって無上のヨロコビのようです。
7月にはいると隔日のペースでプール遊びを楽しんでいます。1学期にクラス委員を拝命すると、何回か「お手伝い」をします。
水から上がってきた子ども達の着替えを手伝うのです。
息子はアトピーだけではなく心臓疾患もあり、先生方も私も不安なのでこの3年間はずっと1学期の委員をさせてもらっています。プールにはいる息子の様子を近くで見ることができたりと、メリットの方が多かったです。
年少年中と、心臓疾患はともかく、やはり肌荒れがとても気になりました。よその子達はこんなにすべすべふっくらしているのに…、言っても詮無いこととわかっていますが現実をつきつけられてなんだかがっくり来たこともよくありました。もっともうちの子だけではなく、「アトピーは6歳未満の3割が」と説かれた和歌山県立医大付属病院小児科・樋口先生のお話のとおり、ちらりほらりと、アレルギー持ちの子もいます。
ともかく、
この3年、子どもたちの着替えの手伝いをほんの数回させてもらって、確実に「大きくなったよな〜」うちの子も、クラスメイトの子達もと、胸に迫るものはあります。年長さんと同じ日にプールがあるのは年少さんです。この2群はまったく別の生き物ではないかと思うほど、成長過程が歴然として驚くばかりです。
たしかに、初めて親と離れて生活することになった年少さんと、もう半年したら小学生に
なろうかという年長さんでは違って当たり前なのです。年長さんがプールから上がってきても、お手伝いをする必要がもぉ本当に「ない」のです。ふざけて全裸で走り回る、たいていクラスに1人いるやつに注意の声かけだけ。対して年少さんが水から上がってくると、まだ赤ちゃんです!それでも懸命にシャツのボタンを掛けたり、自分でできるようになろうと頑張っています。
やってあげるのではなく、お手伝いさせてもらう。
よその子にだからできるのかな(笑)。
自分でやってみようとする、その思いが成長の力、なのかも。
内側にあるエネルギーを信じて、息子はこの夏、筋系帯に通います。
親ができることは、「連れて行くこと」ぐらいです。

 

■2001/07/21 (土)施術37・38回目

木曜日は生協の用事をして、終了式の終わるぎりぎりに西ノ宮から戻ってきました。あたふたと帰りつくのと娘の「ただいま〜」が同着でした。
翌日から夏休みでうきうきする2人をせかせて、外でご飯を食べ筋系帯に向かいます。綱渡りのようなことが出来るのも、子ども達が健康だからです。37回目も施術を終えた帰りがけにワタカベ先生が「皮膚が強くなってきたね」と喜んでくれました。汗かきの季節だからぼりぼりひっかいても、傷が「すぐ治るようだ」と指摘されました。いつもそばで見ている親としては、汗をかいても不快感を訴える様子がかなり違うと感じています。どうにもこうにも身悶えして、夜は勿論眠れない、昼間から暑いのだるいの、とにかく不調を訴えていたのですが、肌に関して調子がよいなと、感じています。
体力がじわじわ漲っています。

それで土曜日、今日ですが。
朝から38回目の筋系帯に出かけて、午後はすぐ近くの市民プールに行きました。夫はふだんからエアコン漬けの仕事環境で体調がすこぶる悪い上に、紫外線に弱く(まるでバイキンだ)、日焼けも気の毒なほど真っ赤になる人です。
不健康な3連休を家族が見過ごすわけもなく、いやいや子ども達のお供をしていました。せっかく来たのだから、子どもたちと楽しめばいいのに、夫は面倒くさそうに難しいカオをするだけで、たいそう疲れたそうです。

 

■2001/07/25 (水)現役だけど同窓会

お姉ちゃんの幼稚園の同窓会に、現役の息子もついていきました。
年少、年中のときの担任が3月で2人とも退職されたので、どうしても会いたかった息子です。おやつ代の100円玉をぎゅーと握り締めた掌は、かわいがってくださった先生方へのおもいの強さを表しているのかのようです。
とくに年少、初めての社会人生活を導いてくださったユキコ先生にはアトピーだけでなく心臓の不安も共有してもらい、私も特別なおもいがあります。3月の退職時にも報告はしましたが、顔に関してはほぼ完治した様子を先生方に「さわって」もらったそうです。7/24で施術38回です。

 

■2001/07/26 (木)親子でパン作り

生協行事でした。
おからやぬかを入れたパンを作りました。レシピが知りたいですか(笑)。油っけを使わない、たまごもいれない、大豆アレルギーがなければトライしてみてください。
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12個目安
強力粉 300g/ドライ・イースト 5g/しお 5g
さとう 7g/おから! 100g/水 140〜150cc
☆今回はアンパンとウィンナーロールにしました。

・全部の材料をボウルに入れ、水を少し残して加える。手でよく混ぜ、台の上に取りだしこねる。よくのびる生地になるまで10分ぐらいこねる。
・ボウルにいれ15〜20おいておく(ナイロンでもかぶせて)
・2倍ぐらいにふくらんだた台の上に取り出して計量し12分割する。丸めて並べる。
・小豆あんを30gずつ、広げた生地で包み、とじ目を下にして天板におく。(ベンチタイムなし)
・オーブンにいれ、発酵キー、またはタイマーで20分。倍の大きさになったら200℃で10〜15分焼く。
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しっかりした、おなかに堪えるパンになります。

行事に参加しても、たいていぐずって、どこかしら痒いとか「もたない」息子でしたが。体調が優れるというのは大したものです。午後3時前まで、積極的に参加する姿が印象的でした。

 

■2001/07/29 (日)流行性耳下腺炎

「おたふくかぜ」なんですけどね。
7月と12月が一般的に流行期だそうです。
不幸なことに、はじめて母抜きでおばあちゃんのところに泊まりにいった息子がこれにかかりました。27日夕方、子ども達をおいて戻ってきたというのに、翌朝6時過ぎに電話がかかってきました。「熱が37度℃あって、耳の下から付根をいたがる」との母からの電話で朝っぱらから電車に飛び乗った私の夏休みは12時間で終わってしまいました。
息子はせっかく海に連れて行ってもらえると、7月に入ってからずっと楽しみにしていた願いが叶わなくなり、発熱と炎症よりも、精神的なショックの方が大きかったようです。

 

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